特別大会に懸ける想い -松本拓馬-
- seikeilaxwebsite
- 2020年12月4日
- 読了時間: 3分
はじめに日頃より成蹊ラクロスを支援してくださる指導者、保護者、OBOGの皆様、そして、感染症による厳しい社会情勢の中、練習再開や特別大会開催にご尽力いただいた学校関係者とラクロス協会の方々に心より感謝申し上げます。
拙い文章になってしまいましたが、最後まで読んで頂けると幸いです。

今年の特別大会ではラクロスへの4年間の感謝と一部奪還への強い想いを、全勝という結果で示したいと思います。
まず感謝から。
一年の頃から今まで関わってくれたコーチ陣の方々。
毎年練習やリーグ戦に応援に駆けつけてくれるOBOGの皆様。
プレイヤーの為に毎日キツい仕事を当たり前の様にやって支えてくれるMG、TR。
どんな時でも刺激やモチベーションを与えてくれた先輩、同期、後輩。
ありきたりな言葉だけど、誰一人欠けても今の自分はここまで続けて来れませんでした。本当にありがとうございます。
あと、毎年福島からリーグ戦の応援に駆けつけてくれる家族。いつも支えてくれて本当にありがとう。13年間続けたテニスを辞めて選んだラクロス部は間違いなく最高の選択でした。
関わってくれた人達、試合を見てくれる人達に少しでもラクロスへの感謝の気持ちが伝わる様にプレーしたいと思います。応援よろしくお願いします。

次に一部奪還について。
入れ替え戦敗退後、学生最後のシーズンを一部で戦えないという現実が受け入れられなくて、心にぽっかり穴が空いたような感覚でした。
日本一に憧れてこの部活に入り、2017チームと2018チームを経験した中で、どこかで成蹊は当たり前に一部で戦えるチームなんだと錯覚していたんだと思います。
新チーム発足にあたって幾度もミーティングを重ねるうちに、規模の小さい成蹊が一部の舞台に立ち続けることの難しさを知りました。
この時初めて、先輩達の努力の積み重ねで築いてきた強い成蹊を守れなかったという想いで自分が恥ずかしいと感じました。3年という立場でチームの事を本気で考えて行動できた自信がなかったからです。

だからこそ、今年は必ず一部の座を取り戻す。そして、後輩達に一部の舞台で思いっきり活躍して欲しい。
リーグ戦中止により一部昇格の目標は後輩達に背負わせてしまう形にはなってしまったけど、変えられないことを悔やんでも仕方ない。
自分には俊哉さんの様なキャプテンシーもなければ、乗田さんの様な技術も知識もありません。それでも周りに支えられながらOFリーダーとして今年のラクロスを体現する為に最後まで全力を尽くす事が、後輩達に残せる唯一の想いだと今では思っています。
二部には一部と変わらないような技術や熱量を持った強い大学は多いと感じます。そんなライバル相手に自分達が勝てると信じたラクロスで全勝優勝する。それが強い成蹊を取り戻す為、いずれ日本一を取るこのチームの小さな一歩目になるはずです。
残された時間は少ないですが、全身全霊でこのチームにぶつかって行こうと思います。

最後に部員に一言。
同期はまともな奴1人もいないバカ集団だけど、4年間支えてくれて本当にありがとう。
何も成し遂げてない俺らだけど、特別大会は全部圧勝して、また最高の酒飲もう。
そして、後輩達。一部昇格の責任を背負わせてしまって申し訳ない。生意気だけど才能あって、ラクロスに真剣に向き合うヤツが多くて、一緒にラクロスできて良かったと思ってます。あと少しお力添えのほどよろしくお願いします!

Comments