top of page

特別大会に懸ける想い -岩村鷹羽‐

  • 執筆者の写真: seikeilaxwebsite
    seikeilaxwebsite
  • 2020年12月4日
  • 読了時間: 4分

はじめに、OB.OGの皆様、日頃よりご支援、ご声援のほど誠にありがとうございます。


4年主将の岩村鷹羽です。


拙い文章ではありますが最後まで読んで頂ければ幸いです。



自分には4年間のラクロス人生で唯一後悔がある。



それは4年になるまでチームのために行動しているつもりになっていたことである。



2年生の頃に学年リーダー、3年生の頃には副将を任された。

でも結局のところ言われたことをこなすだけ。いつも先輩に甘えてばかりで自分から意見することも少なかったし、自分のことで精一杯で周りを巻き込もうともしていなかった。



この自分自身の甘さが昨年度2部降格という結果にも繋がったのだと思う。



入れ替え戦に負けて2部に落ちたことはもちろん悔しかった。でもそれ以上に自分がチームに対してやれることがもっとたくさんあったと思ってしまったことが1番悔しくて情けなかった。



20チームで主将を務めるにあたってチーム作りの難しさを知った。俊哉さんをはじめとする歴代の主将の方々はこんなにも大変な思いをしていたのかと痛感するとともに、あのときもっと俊哉さんたちのためにやれることがあったなぁと自分が苦労を重ねる度にその後悔は増していった。


これが4年間で唯一にして最大の後悔である。



今更こんなことを嘆いたところで何も変わらないことはわかっている。



ただ、後輩のみんなには自分と同じ後悔をしてほしくないし、一人一人がチームのためにできることはたくさんあるということをわかってもらいたい。



プレー面に限ったことではない。



係や班の活動をはじめ、練習の準備片付け、ボールケア、グラウンドに落ちているゴミを拾う、練習中の声出し。



挙げればキリがない。



準備片付けをする人がいないと練習は円滑に進まないし、ボールケアする人がいないとボールが減り、練習効率が下がる。グラウンドに落ちているゴミを拾う人がいなければ部の評判は下がり、周りからの信頼が失われる。練習中、声を出す人がいなければ雰囲気は悪くなるし、質も低下する。


自主練だって自分のためのように思えるけどチームのためとも言える。

上手くなってチームの戦力になるのはもちろんのこと、その姿勢であったり、成長する姿は周りにも良い影響を与えられる。


些細なことだと思うかもしれないけどこれらは全部"チームのための行動"である。


『ALL IN』


このスローガンには自分の後悔から生まれたそんな想いも込められている。



改めて今年を振り返ってみると多くの場面でチームのために行動してくれている同期や後輩の姿があった。


新歓期には遼太朗が新歓の重要性や方針についてのプレゼンをしてくれたり、空は自ら率先して新入生にアプローチをしてくれた。

育成では高瀬が中心となってどうすれば会えない1年生にラクロスを教えられるか悩みながらも色々やってくれた。

入れ替え戦がなくなりそうなときには3年生が他大学と協力し合うことで実現に向けて尽力してくれた。



普段の練習にしても宏次朗、ざき、駿平はでかい声出して雰囲気を良くしてくれてたし、颯太、仁貴、龍平はいつもチームのことを思って本音で意見を出してくれた。

佐瀬はボール係として毎日朝と練習後欠かさずにボールの管理をしてくれた。

名取はどんな日でもグラウンドに来て自主練することで後輩たちにその姿勢を見せてくれた。マネージャーはタイムやビデオ、データなど、トレーナーはテーピングや怪我人のリハビリなど練習効率やパフォーマンスを向上させるために毎日取り組んでくれた。





今挙げた以外にも一人一人がチームのために行動してくれたおかげで大変だった時期も乗り越えられたし、今の20チームがある。



俺自身もみんなの行動一つ一つに励まされて何とかここまでやってこれた。



本当にありがとう。


そんな20チームでやれる特別大会だからこそたとえ当初の目標だった一部奪還を目指せないとしても勝ちたい。

勝ってみんなが1年間チームのためにやってきたことが実を結んだということを証明したい。


そんな想いでこの特別大会に挑んでます。



同期へ。


たくさん悩みながらも中心となってチームを作ってきた幹部陣をはじめ、同期の存在があったから1年間こんな俺でもなんとかやってこれました。



ありがとう。



何回も同期ミーティングしてきたし、同期試合やつま恋でも悔しい思いをしてきた。



勝って有終の美を飾ろう。




最後に、

この1年間、たくさんの困難がありました。

それらを乗り越えることができたのもコーチの方々が親身になって考えてくださり、鼓舞してくださったからです。



本当にありがとうございました。



また、ラクロス協会や大学学生部の方々、OBOGの方々などたくさんの方の協力があってこのような状況下でも今こうしてラクロスができています。心より感謝申し上げます。



特別大会ができることへの感謝の気持ちを忘れることなく、最後の最後までラクロスを楽しみたいと思います。



熱い応援のほどよろしくお願いいたします!



岩村 鷹羽

 
 
 

Comments


bottom of page