サマーに懸ける想い -佐藤輝弥-
- seikeilaxwebsite
- 2021年8月9日
- 読了時間: 2分
更新日:2021年8月14日
高校時代にラクロスに魅せられラクロス部への入部を決意して約3年。
この春ようやく成蹊大学ラクロス部の一員になることが叶い、高まる気持ちとは裏腹に伝統あるチームに所属する緊張感があった。
その緊張感をバネに、サマー優勝という目標を掲げている一年生を実力で引っ張って行こうと誓ったその矢先、一年生にとって初めての練習試合で相手選手のプレーにより負傷。
入院を強いられ、しばらくの運動制限を言い渡された。
退院してグラウンドに足を運ぶも、同期の練習をただ見ているだけの日々が続く。
練習試合の方も負けが込み、ミーティングは通夜の様な空気。自分が試合に出られないことに苛立ちが募っていった。
しかしある時から突如チームの調子が上がり連戦連勝。
自分の復帰時期が不透明な中でチームのレベルが急上昇し、苛立ちは次第に焦りに変わっていった。
その気持ちは2ヶ月ぶりに練習に復帰した今とて変わらない。いやむしろ復帰した今こそ、自分の思い通りに体が動かないことで焦りは増している。
しかし、ラクロスが出来ない中で自分がラクロス部に入った一番の理由を見失いかけていたことに気付いた。
「ラクロスが好きだ」
焦っても仕方がない。もう2ヶ月充分我慢した。
これから成蹊がサマーを圧倒的に制するために、大好きなラクロスを全力で楽しみにいこうと思う。

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