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25チームに懸ける想いー渡邊悠人ー

  • 執筆者の写真: seikeilaxwebsite
    seikeilaxwebsite
  • 11月14日
  • 読了時間: 7分

ブログ


先輩であり、同期であり、後輩になるかもしれないジョニーこと大ケ島健史郎から回ってきました。


4年SSDMの渡邊悠人です。


はじめに、成蹊大学男子ラクロス部が今日まで活動出来ているのは、歴代OB、OG、関係者様方のおかげです。


いつも温かいご支援、ご声援をくださっている、皆様に心から感謝しています。


よく同期から何言っているかわからないと言われている自分ですが、精一杯まとめるように努めましたので、どうか最後までお付き合いいただけると幸いです。

正直、このブログを書き始めるにあたって、何から書けばいいのか分からなかったです。


4年間という時間の中で、書きたいことが多すぎます。


大学生活で起こった悔しさも、嬉しさも、恥ずかしさも、誇らしさも、その全部がラクロスとともにありました。


改めて文章にしようとすると、どうしても「終わり」が近づいていることを実感します。


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入れ替え戦まであと10日。


泣いても笑っても、このチームでプレーできる時間は残りわずかとなりました。


ラクロスを始めた頃は、ここまで夢中になるなんて正直思っていなかったです。


大学生活のひとつにすぎなかったはずが、気づけば全ての中心になっていました。


まだ日が昇り切っていないうちに家を出て、朝イチのアップで感じる冷たい空気。


真夏の地獄みたいなグラウンド。


試合後、シャワーを浴びながらダメだと落ち込んだ日。


同期とバカみたいに笑った飲み会。


そして、どれだけ悔しくても、何度でも立ち上がり、それでも前に進んだ日々。



この4年間に起きたことは、ひとつ残らず自分の大学生活の宝物です。


このブログは、そんな自分の総決算です。


最初に軽く自分語りさせていただきます。


ラクロスとの最初の出会いは、正直に言えば偶然でした。


入学した当初、自分は高校と同じ硬式野球部に入るつもりでいました。


小中高とずっと続けてきた野球に、どこか未練のようなものがあって、「大学でも続けるんだろうな」と、自然にそう思っていました。


でも、人生というのは本当に分からないものです。


入学式、ラクロス部の先輩に半ば強引に声をかけられました。


「朝に体験会があるから来て!」


今考えれば、よく行ったと思います。


朝4時に起きなきゃいけないし、ラクロスの「ラ」の字も知らなかったし、それ以前に自分は野球を続ける気満々でした。


そんな自分の背中を押したのは、同じ高校出身の友寛でした。


「とりあえず行ってみよ?」と興味を持ち、2人で体験会に参加しました。


見事にハマりました。


クロスはうまく投げられないし、キャッチの感覚も違和感、その場に落ちているボールを拾うことさえうまくいきませんでした。


だけど不思議としんどいという感覚じゃなかったです。


うまく表現できないけど、心のどこかですでに沼ってしまっていたと思います。


そして何より、自分の心を強烈に動かしたのは、先輩が言った一言の「日本一を本気で目指せる」でした。


この言葉だけで、気づけば心が惹かれていました。


小中高の8年間、スポーツにこれだけ時間を費やしてきたのに、大きな結果を残せた経験は一つもなかったです。


勝ちたくてやっているのに、思うように結果が出ず、引退するたびにどこか満たされないまま終わってきました。


だからこそ、心の奥底でずっと求めていたのかもしれません。


「最後の学生スポーツくらい、本気で結果を出したい。」


そんな思いが、まだラクロスを全く理解すらしていなかった自分の中にありました。


気づけば、野球部の見学に行くことはなくなり、ラクロス部の練習ばかりに足を運んでいました。


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話は変わりますが、自分もしんじと同様に人のブログを読むのが大好きです。


自チームのも見るのも好きだし、他大学のブログとかもよく読ませて頂いてます。


ブログが好きな理由は色々ありますが、一番はその人がこの1年、もしくは大学生活どんな思いでラクロスをやってきたか分かるからです。 


嬉しかったことも、悔しかったことも、その人にしか分からない葛藤も、全部そこに込められている。


読みながら「この人もこんな気持ちだったんだ」と共感したり、「自分ももっと頑張ろう」と背中を押されたり、時にはうるっとくる感覚になることもあります。


だからこそ、今こうして自分が書く番になった時、改めて思いました。


「じゃあ自分はどんな思いを込める?」


新チームが始まってvalueではなくvictoryでラスト1年やると決めた時から、結果だけを求めてここまでやってきました。


勝利にはとことん貪欲でありたい。


もちろん、勝ち負けだけがすべてじゃないことは分かっているつもりです。



ラクロスを通して得たものどれもが自分の人生の大切な財産になっています。


でも、それでも、最後の1年は綺麗ごと抜きで勝ちにこだわりたかった。


ラクロスをやると決めた時の気持ちに嘘はつけませんでした。


勝ちたい。勝って4年間の全てを肯定したい。


あの時選んだ道は正しかったんだって証明したい。


勝ってみんなと笑って引退したい。


いつか同期mtgの時にたかときが語った夢。


満員の大井で友寛のセーブから自分のブレイクでOFが決めて勝つ。


その夢を叶える。


勝ってうちの大主将を胴上げする。


次の世代にあの日自分が夢見た日本一を目指せるという言葉を現実に。


4年間ほんとにあっという間に終わりました。


正直、関西遠征からまだ2.3ヶ月くらいしか経ってないんじゃないかと思っています。


それだけ、ここは居心地が良かった。


自分にとってこのラクロス部での生活は大学生活の宝物です。


ほんとにありがとうございました。


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ここからはそれぞれにメッセージ


家族へ


野球を辞めるって言った時、最初は反対しながらも最終的にラクロスをやる決断を尊重してくれてありがとう。


おかげさまで4年間充実した日々になりました。


まだまだ迷惑かけると思うけどよろしくお願いします。


スタッフ陣へ


ラクロスに集中できる環境を作ってくれてありがとうございます。


怪我だったり、部費の滞納だったりと迷惑かけまくりました。


ラスト1戦、1部昇格のためにプレーヤーに力を貸してください。


怪我人へ


ヘルニアになって思うように最初は身体が動かなかった。


毎月の注射は高いし痛いし、練習に痛み止めとコルセットは必須。


おまけにカッピングだったり電気治療はほぼ毎週通った。


それをやるだけの価値がラクロスにはある。


だから、ギリギリまでプレーヤーの道を諦めないで欲しい。


さとはやさんへ


いつも舐めた口聞いて申し訳ございません。


こういう場なのでしっかり感謝を。


2022チームで活躍していたさとはやさんとメンさんにただ憧れました。


超えるって言ったのに、学年を追う毎に差を感じさせられました。


それでも、身近にさとはやさんが常に高い壁でいてくれたから、多少マシなssdmにはなれたと思っています。


4年間ありがとうございました。


後輩SSDMへ


頼りない先輩でごめん。


mtg中もずっと怒られてばっかでこいつ大丈夫かってなった時も多かったと思う。


特にさないには怪我だったりで迷惑かけまくった。


それでも、俺のやることに文句言いながらも着いてきてくれて感謝しています。


来年、ふみやと一緒に一部で戦う姿を観に行きます。


友寛へ


7年間の付き合いがもうそろ終わりそうです。


友寛がラクロスに興味を持たなければ俺は大学でも適当に野球をやって引退してたと思う。


ほんとにありがとう。


高校ではできなかった笑って引退を今度こそ!!


同期へ


4年間楽しかった。


レガッタ、新人戦、なちょさんのサイゼ、ハロウィン、同期会、切り抜きlaxどれもがいい思い出です。


ほんとにこの代でよかった。


最高の4年間にするために、ラスト1戦勝とう。


以上になります。


最後まで見てくださった方ありがとうございました。


次は、ブログの表紙の役職をなんて書くか迷っていた浅利。


育成コーチとして3年間チームに関わった彼のラストブログをお楽しみに。

 
 
 

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