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25チームに懸ける想いー河路大和ー

  • 執筆者の写真: seikeilaxwebsite
    seikeilaxwebsite
  • 3 日前
  • 読了時間: 8分

プライベートも激熱なワニから回ってきました。


4年TRの河路大和です。


4年トップバッターで何を書けばいいのか分からず正直なにもまとまってないのですが、お付き合いいただけると嬉しいです。


まず始めにOBOGの皆様、そして日頃から応援してくださる皆様、本当にありがとうございます。


皆様の支えがあったからこそ、私たちはここまで全力で挑戦し続けることができていると、この1年特に実感しながら遂にリーグ戦まで来ることが出来ました。


今ブログで残すならで思いついたのが、成蹊らしさやチームの色、文化についてなのでそれについて書こうと思います。





僕は成蹊ラクロス部が大好きなのはもちろんですが、学生ラクロスがとても面白いなと思っています。


大学から始める人がどの大学もほとんどでスタートラインが一緒な分、一年生の時に2部や3部だったとしても、四年生の時に日本一を本気で目指せる可能性があるからです。


しかし毎年強い弱いの実力だけでなく、チーム(大学)の雰囲気も毎年変わっていく事について考える機会が、前にたかときが共有してくれた千葉大の主将のブログを読んでから増えました。


僕の解釈では現状の大学ラクロスで、ほとんどの大学が毎年実力がめまぐるしく変わるのは何年も引き継がれるようなチームとしての強さが無いチームが多く、単年毎の完成度に依存してしまうから。という事です。


成蹊ラクロス部もスローガンや理念が毎年のように変わっていて、1代前のチームがやっていた事を引き継がない要素の方が多いチームなのかなと思います。


これは必ずしも悪いことでは無いとは思っていて、直近の数年で言えば


『前の代が1部昇格が出来なかったから今年は何かを変えなければならない』


という思いから毎年少しずつチームを変えようという各代の気持ちが出ているのだと思います。


しかしこれだと毎年毎年やる事だったり、部活への取り組み方が変わってしまい4年間積み上げた強さみたいなものが築きにくいのかなと思います。


これの問題点は、学生ラクロスにおいてここまで出来たら1部昇格が出来る。


ファイナル4になれる。という基準や方法なんて無いから、


無限にある選択肢から勝つためにやる事を選ぶ=これをすれば1部昇格が出来るはず=自分たちの信じるもの。


を毎年見つけなければならず、それを1年間本当にチームの全員が狂ったように信じてやり続ける事が難しいからです。


でも全員がやり続けないと結果は出ないし、徹底出来てないのに結果が出たとしても、それはその代のメンバーがたまたま強かっただけで来年は分からないという事態に陥りがちです。


その代の完成度(実力)は大抵は1番上の代の取り組み方と、それをみている下級生をどれだけ巻き込めるかで毎年変わってしまいます。


成蹊の25チームで言えば、フルフィへの取り組みやデータのこだわり方、MVV、スローガン、筋トレを含めた自主練のルールとかも入るかもしれません。


でも『人は変われない』と2個上の代の主将の及川さんが言っていましたがその通りで、例年までやっていなかった事を急にやる。


しかも1年間結果が出るかどうかも分からないけど、今年信じるものをチーム全員がやり続けるのは本当に難しいです。


自分たちも含めてよく起きていたのは代が変わって急にやる気が一時的に出るけど続かないパターンです。


代が変わってすぐはモチベーションが一時的に上がって、自主練も頑張るようになったり、筋トレもいつもよりはやってみたりする人が多いのかなと思います。


でも数ヶ月もしたらなんとなく去年の悔しさも薄れてきて徹底しようとしたことを忘れたり、下級生はMVVも浸透していなかったり。


あげればキリがないくらい自分の代になってみて悩んだ事達を思い出します。


今年は特に、僕たち4年生のなかですらMVVの中でミッションである一部昇格までしか意思統一できて無かったが故にvisionの桃李不言下自成蹊の解釈が合わなくて、何が起きたかはみんな覚えていると思います。


みんな軽視しがちなMVVが日々の小さな行動に影響したり、今までの3年間の習慣が4年目に実現したい目標に対する取り組み方に影響します。


勝つために出来ることから何を選ぶかは各代の好きにすればいいですが、その時に成蹊らしさだったりこれだけは今まで3年間やってきたから4年間かけてもっと伸ばしたいみたいな強さを持てたら、数年単位で強いチームになれるのかなと思います。


だからこそ僕のささやかな願いとしては


今年25チームが1部昇格という形で結果を出して、代替わりした時に良いなと思えた文化だったりルールなどを継承して行って欲しいなという事です。


当たり前だけど学生は長くても4年で入れ替わるし、監督やコーチもずっと長くいる人の方が少なくて、僕も入れ替わりでもう少しで引退していなくなる内の一人で、僕たちの代の誰かがチームに残ったりするのか分からないけど、


結局はずっと毎日毎練習居てくれるコーチや大人はいない学生主体のチームだからこそ現役の1-3年生の誰かが同じ思いで繋げてくれないと例年と同じ道を辿ることになる可能性が高いと思います。


繰り返しになるけど、ラクロスはスタートラインが一緒だからこそ、1年からの積み上げで4年後の結果が大きく変わります。


1年のサマーやウィンターでは大きな差がなくても、4年生になった時に大きな差になっている事が多いのが現実です。


目に見えて差が出るのはフィジカルだったり基礎技術、見えにくい所だとラクロスIQだったり自主練への取り組み方などだと思います。


あと被っていた例年の代を見ていて、いや幹部ミーティング多すぎだし長すぎだろとか思ってましたが、自分たちもなってみたら同じでした。


あの時の先輩たちに心の中で思っていたことをここで謝っておきます。笑





ここまで長くなってしまいましたが、ここからは今の気持ち的な所を短く書いて終わりにしようと思います。


個人に対してとかはアグノレッジがあるからいいよね。




同期へ


武蔵戦が昨日のように記憶が新しいままに次の試合がもうくるのが楽しみなようで、少し怖いです(ブログ書いたのが武蔵戦後です)。


愛する同期の皆はいい意味で調子に乗ると強いけど、乗りすぎるのがいつものパターンなので、あこれ勝てるわと思ったら負けるくらいに思って、今は慢心せず謙虚に出来ることを最後まで全部やろう。


食事管理も睡眠時間確保もウェイトもやるかやるかやるか。


後悔なく結果を出して気持ちよく飲み会する為に頑張ろう。






チームへ


ラクロス部はみんなそれぞれ出身部活とか性格とかも皆違くて、スポーツしてた奴もいれば文化部出身もいて、


そんなまとまりの無い集団がラクロスの事になると真面目だし本気で、わざわざ週5日も始発に乗って集まって練習して、


皆やりたい事とか我慢しながらプライベートと折り合いつけて自主練と筋トレもする物好きの多い集団に属すと言う非日常的な日常を学生最後の部活として経験できている事が、楽しいし充実していて幸せです。


後輩たち皆んなはこの日常に感謝しながら、チーム愛や同期愛を深めてメンバーを大切にしながら4年間をやりきって欲しいです。


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TRのみんなへ


25チームになってからTR組織としてもフィジカル班としても、主にあやねと僕がやりたい新しい試みが多くてそれに文句言わずに一緒にとりくんでくれてありがとう。


プレーヤーやチームに貢献するために毎週毎月のミーティングや、プロテイン制度とか、リハビリ皆んなで覚えてテストしたり、関節や栄養の知識を入れたり、ダウンのストレッチの意識改革とか、夏はどうやったらケア不足の熱中症を減らせるか考えたり、


振り返ると沢山の事をやってみたけど皆んなが同じ熱量で、なんならもっと意欲的に一緒にやってくれたからここまで頑張れてるなと感じてます。


TRの仲間に入れてもらえてとっても嬉しかったし頑張ってきて良かったです。


あと2ヶ月半くらい、最後までよろしくね。


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コーチの方々へ


日々ラクロスの事だけでなくチームの事など様々なご指導本当にありがとうございます。


学生主体で1番やるべき要素も何度も発破をかけていただく事の方が多くて、すみません。


あと少しの期間全力で頑張りますので引き続きよろしくお願いします。


また、特に唐沢さんと古澤さんにはメディカル面とフィジカル面において学生だけでは至らない知識を与えてくださり本当にありがとうございます。


お忙しい中何度も帯同もしていただいて、感謝しかありません。少しずつ学生でも出来ることを増やして、強い学生組織を目指して頑張りたいと思います。





最後に


この4年間、長いようで短くて、引退まで気づいたら長くてもあと2ヶ月半くらい。


皆でミーティングの時に目を閉じて想像した、入替戦で勝つ瞬間のワクワクのためにこれまでずっと頑張ってきました。


ナイターの大井メインで観客がめっちゃ見てる中で4Q終わって昇格決まった瞬間、


たいちとおちが叫んでたり、そうたはちょっとスカしてて、げんとかわたるは防具脱いで走り回って、けいたも流石にいつもよりはテンション高くて、なべの笑顔はうるさいくらいで、


最後にたかときとりゅうへいさんを胴上げしたい。


その時の為に出来ることを最後まで全員妥協せずにやりきろう。


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----熱狂----



次は学年最恐の寝坊男、じゃない方のはるとことおちくんです。

 
 
 

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