考えることがめちゃくちゃ得意で、
ミーティングの時には俺には思いつかない観点から
意見を述べてくれる副将の輝弥から回ってきました。
2024チーム最後のblogを務めます
4年主将の金子大樹です。
輝弥はとてもスマートで
彼の意見から学ばされた事が多いです。
実は主将として覚悟を決められたのも彼のお陰です。
輝弥がチーム発足当初に主将をやりたいと言ってくれて、
みんなで話し合う機会が無かったら
何となく俺が主将やって
何となくこのチームが始まってたと思います。
お前のお陰で主将としての覚悟を決められた。
夏合宿と横国戦前は色々あって、
めちゃくちゃ大変だったけど
(笑えないやつね)
ありがとな。
酒飲みながら同期で語りましょう。
今後、自分の想いを長々と素直に綴ることのできる機会は
そう多くないと思うので
この機会を大切に、
自分の率直な想いを書こうと思います。
24チーム最後のblogとして
相応しいものかわかりませんが、
不器用なりに書いていきますのでよろしくお願いします!
①横国戦を経て
②主将として伝えたいこと
③覚悟
④感謝
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①横国戦を経て
まず最初に。
今年の24チームを成蹊5年ぶりとなる1部の舞台に
上げられなくて申し訳ありません。
成蹊ラクロス部を応援してくださっていた
保護者の方々、OB・コーチの方々、
そして何よりこれからの成蹊を担っていく
3年生以下の後輩に対して無念の気持ちでなりません。
キックオフで、
一部昇格して皆んなを幸せにすると言ってたのにね。
有言実行できなくてごめん。
横国戦はチームとして今までやってきた事が
モロに出てしまった試合だなと思います。
緊張して普段の実力を発揮できない人、
普段だったらしないような細かいファールをする人、
焦ってクリアしようとする人、
タイムの声を復唱しない人がいたり。
普段の練習の細かい部分、
詰めきれなかった部分が
この試合に全て出てしまいましたね。
こう書いてしまうとミスした人が悪いって
見え方をされてしまうけど、
伝えたいことはそうではなくて、
こんなミスは試合する前から、
練習の時からミスにみんなは気づいていたはず。
普段から指摘し合って基準を高めていれば、
こんな事態は起きなかった。
みんなを責めているようですが、
俺の責任が大きいですね。
自分だけじゃなくて、
他の人をもっと巻き込んで
指摘し合う環境を作れていれば
基準が低いなんて言われる事はなかったはず。
とても悔しいです。
井上さんも言っていたように、
一部にふさわしいチームは
成蹊より横浜国立大学だと感じました。
プレーの詰めきる部分はもちろんのこと、
アップまでの早さ、防具を綺麗に並べる事、
集散ダッシュ、練習中に座らない、
ボールケアを全員でする。
こう言った細かなところをチーム全員が
『勝つために重要なこと』
として共通認識を持って取り組めるかが、
一部に相応しいチームになれるかどうかに分かれると思います。
太一も言っていたけど、
《チームとしての一体感》が
ここぞって時の大一番に発揮されると思います。
(良いこと言うねえ、やっぱ野球部だよね)
25チームは一部に相応しいチームとは何か、
その上で何を大事にするか、
とかからめちゃくちゃ考えて、
共通認識を持ってもらいたいな。
そうすれば、大一番で勝てるチームになれると思います。
来年は悔しくて25チームの試合見てられるか分からないけど、
絶対行くと思うので頑張れ!
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②主将として伝えたいこと
沢山ありますが、特に強く感じたことは大きく2つ。
1つ目は、絶対に自分/軸を曲げないこと。
つまり自分の軸を持つことです。
主将と4年生にとっての1人称はチームなので
チームの軸を絶対に曲げないことです。
その前に、今年のチームの軸を確認しましょう。
みんな覚えてる?
今年は、
チーム目標を1部昇格
チームビジョンを全員が24チームを誇りに思えるチーム
行動指針をReturn
スローガンはGREEDY
と定めましたね。
新チーム発足した時、
ほんと何時間mtgやったかわからないくらい
悩んで悩んで出したチームの軸。
懐かしいね。
一部昇格を達成する為の理想的なチーム像として、
全員がこの24チームを誇りに思えるチーム。
全員がお互いの部員/チームのことを誇りに思うことができれば、
このチーム/部員のために勝ちたいという原動力なる。
そして、誇りに思う/思われる為に
Returnという行動指針を掲げました。
例えば、
防具を並べる、挨拶を当たり前にしっかりする。
グラウンドに礼をするとか。
そしてスローガンのGREEDY。
小手先の技術だけでは無くて、もっと根の部分から変えていく。
一球に対しての貪欲さ、勝利への貪欲さ、
成長することへの貪欲さを忘れずにプレーも、
プレー以外も取り組む。
この積み重ねが絶対的な自信へとつながっていく。
そんな意味でした。
そこで、主に25チームの主軸を担う
3年生に向けてのメッセージです。
主将は当たり前として、
幹部、4年生は絶対にチームの軸を曲げてはなりません。
は?当たり前だろ。と思ったそこの3年生。
これマジで難しいから。
最初はみんなはチーム理念とかを覚えてるし、
これを実行しようと努力してくれる。
だけど、1週間経過したぐらいから
段々と適当になってきて主将や幹部が注意する。
それを適当に聞き流してまたやらない人が出てくる。
また注意する。これの繰り返し。
1番最悪なのは、やってない奴がいるのに
見て見ぬ振りしている人が4年と幹部の中にいるという事。
そう言う人たちの言い訳もわかる。
指摘することが面倒臭い、
指摘すると嫌な顔される、裏で陰口言われそう。
そもそも気づいていない。
大抵こんなところ。
それは分かるけど、だからと言って
チームで1番大切にしなければならない事を曲げるのは
絶対に間違ってる。
正直、今年の4年生はこの状態だった。
それで4年生の間でもバラバラな状態で
リーグ戦に挑んでしまった。
それはチームがまとまるわけないし、勝てるわけないよね。
3年生。
お前らのことだからきっと新チームがこれから始まる事について、
不安よりも自分たちでできる事、
一部昇格に対してのワクワクが大きいんじゃないかな。
(オステは不安だらけだから、みんなで支えてあげてね!)
だけどこれだけは忘れないでほしい。
どんなにチーム状況が悪くてもチームの軸だけは、
絶対にブラしちゃいかん。
そこに対して自分に嘘をついたら
マジでチームがバラバラになって終わる。
タカトキだけじゃ絶対に無理だから。
颯太とか元とか太一とか優とか和仁とか、
もっと他の奴らが覚悟持って言い続けないと
絶対にチームの軸はブレて、
共通認識が取れなくなる。
一部にふさわしいチームになる為どうするのってって部分だね。
チームとして何が良いのか/悪いのか。
(チームの軸と言う観点で)
また、勝てるパターン/負けるパターン、、、、
を全員が理解することが大切。
あと、タカが俺らの絶対的なリーダーとか、
タカがやってくれるみたいな事を思ってる人がいたら
その考えは捨てたほうがいい。
大抵チームを強くする覚悟持ってない人が、
そういうことを言い始めると思うけど、
その風潮は他人事を生むきっかけになる。
きっとタカは俺みたいな突っ走る主将じゃなくて
他人をどんどん巻き込んでいく主将だと思うから、
それに甘えずにどんどん自分を出していきなね!
オステ!
2つ目
これは全ての後輩たちに向けてのメッセージ。
ラクロスは結果が全てであるという事。
例えば、
お前がどんだけ朝早く起きてシュー練したか、
お前がどんだけmtgしてラクロスについて考えたか、
お前がどんだけ眠くてもジムに向かって筋トレしたか、
お前がどんだけチームのことを良くしようと考えて行動に落としても、
第3者は結果しか見てくれない。
お前が努力してきた過程を見てくれるのは
チームの仲間、コーチ、親御さんくらいかな。
結果が残せずに、よく頑張った、よく4年間諦めずにやり切ったね。
1番努力してたねと多くの人に言われるけど、
俺にとってその言葉は褒め言葉ではなく、
ただただ悔しいと感じてしまう。
そんな事を言われるために今までやってきたつもりは無い。
結局お前がどんだけ努力したかなんて、
自分の自己満でしかない。
結果が良くなかった時に、
自分の中で言い訳作るための努力なんて要らないでしょ。
努力するなんて当たり前。
努力した人が褒められる環境で、
一部昇格はできない。
努力した上で、結果を残せる人がどれだけいるかじゃない?
勝って初めてその努力が報われる。
そんな考えがチームに浸透すれば、
基準が上がって一部にふさわしい練習環境になると思う!
有言実行できていない俺が偉そうに言えないけど、
これは覚えててほしい!
③覚悟
覚悟が足りない。
とか言われてる人多いと思うけど、笑
覚悟って何でしょうね?
去年の横国戦の後、ひかるさんに
『主将になる覚悟ある?』
って言われた時に、俺も覚悟って何だよーって思いました。
覚悟=
自分が何が何でも成し遂げたいことに対して、
必要だと考える気の進まない事を進んでやる心の在り方
自分はこう解釈しました。
例えば
ラクロスに時間を割く為に、
親に頼み込んでバイト辞めさせてもらった事とか。
人に嫌われても良いから指摘した事とか。
就浪しようと考えたり、、。
(これは辞めた方がいいよ。)
言いたい事は、
人それぞれ覚悟の決め方はあると思うけど、
最後の1年間に全てを注ぐ価値はあると思います。
一部昇格って本当に難しいからね。
言葉でやります、俺できますって言うことは簡単だけど、
行動で示すのは難しい。
今年の4年生は頼りないとあれだけ言ってくれたんだから、
3年生は覚悟決めて1年後頼りある姿になってくれよ!!
④感謝
長々と文章を書いてしまい申し訳ありません。
ここのパートが最後になりますので、
後もう少しお付き合いください。
ありきたりですが、
感謝を述べないわけにはいかないので
お世話になった方々に向けてお礼させて頂きます。
保護者の方々/OBの方々
日頃の活動を様々な形でご支援、ご声援をして頂き
誠にありがとうございます。
このようなご支援のお陰で僕たち部員は、
当たり前のように活動できている事を強く実感しております。
一部昇格という最大の目標は達成できませんが、
最後まで全力で戦い
この1年間の全てを明日の試合でお見せいたしますので、
どうか最後までご声援の程をよろしくお願いします。
両親・爺ちゃん
機械音痴なのでこれを読んでるか分からないけれど、
この22年間俺の好き勝手させてくれてありがとう。
俺は部活のことを他人から聞かれるのが嫌いだから、
その話題になると
素っ気ない態度をとってしまっていたけれど、
一瞬たりとも感謝の気持ちを忘れた事はないです。
こんなに素晴らしい経験をさせてくれてありがとう。
これからは任せて。
OFメンバーへ
今までついてきてくれてありがとう。
OFメンバーとの1番の思い出は、
確実に世界の都市当てゲームです。
楽しかったね。またやろうね。
あと、みんな上手くなったね。本当に。
特に潤とか。
2年生でリーグ戦2得点?やるじゃん。
期待してる。
まさと、颯太、頑張れ負けるなよ!
優もりんたも確実に成長してるんだから、
悲観的にならずに貪欲にね!
横国戦点決められなくてごめん。
3年生は来年のブログでこんな事言わない様に、
上手くなれよ。
仁貴さん
今年のOFコーチを引き受けてくださってありがとうございます。
新宿でコーチのお願いしに行った事今でも覚えてます。
あの時ひときさんと腹割って話して、
絶対に一部昇格してやると思ったのに
達成できなくて申し訳ないです。
僕たちのコーチがひときさんだからこそ、
これだけ成長できました。
感謝しかありません。
また飲みいきましょう!
龍平さん
横国戦の後の挨拶で、
『もう悔いはないです』と言いましたが、
悔いだらけです。嘘つきました。
振り返ってみれば自分にできる部分だらけで、
改めて自分の未熟さを知りました。
一部昇格して、
僕らと龍平さんと仁貴さんと颯太さんで飲みたかったです。
今年の1年間特に、ありがとうございました。
来年絶対応援に行きます!
やすさん
怪我して、プレーできなくて、
やすさんも苦しい中でこのチームが勝つ為にコーチしてくれて
本当に感謝しています。
いつも楽しそうなやすさんを見ると緊張してても、
少し和らぎました。笑
本当にありがとうございました。
ひかるさん
僕たちがダメな環境に慣れないように、
基準を高く保ち続ける為に
行動して下さって本当にありがとうございました!
保ち続けられなかったのは
行動しきれなかった僕らの責任です。
ひかるさんの何気ない一言が、
主将としての覚悟を持つきっかけになりました。
人生で勝てるように、
漢になります。
修平さん
今年は本当にご迷惑をおかけしました。
部活の運営面で、
修平さんがいなければ今の部活は活動できていないと考える程、
運営面で支えていただきました。
本当にありがとうございました!
Brother
3年間本当にありがとうな。
blog、泣いたよ。
最初はめちゃくちゃ静かなやつで、
何で部活入ったの?って聞いても
『筋トレ目的』とか舐めたこと言ってたから
すぐに辞めるんだろうなと思っていたけど、
ここまで努力し続けて、
FOランキング中間2位になる漢だとは思わなかった。
1位なれよ!
川でラクロスしたり、
夜にお前の家にラクロスボール取りに行ったり、
俺が朝の電車寝過ごさないように
一緒の号車まで来てアラーム役やってくれたり。
世話になった。
だけど、お前言い訳多すぎるから
スパイシーな漢になりきれてないよ。
漢ならつべこべ言わず、やるべきことやるんだよ。
最後の1年間寂しいだろうけど、
天神ならいつでも行ってやるから。
免許とってドライブ行くぞ。
矢野貴暁
俺は最初タカと距離置いてた。
何だこの生意気なやつ!って笑
だけど言ってる事は筋通ってて正しいこと言っていたし、
プレーも上手い、
徐々に溶け合って仲良くなっていったし、
素直に何でも言ってくれるから信頼できた。
副将として俺が手が行き届かないところまでサポートしてくれてありがとう。
これからは修羅の道やぞぉ。
とりあえず、主将飲みするか!
同期へ
周りから何と言われようが、俺らは実際仲良い。
一緒にいてバカできて楽しいと思える。
けど、勝つための集団ではなかったなと感じる。
遅刻する奴いれば、言うことだけで行動しない奴もいる。
リーダーシップ取りきれない奴もいる。
だけど、これを指摘できなかった俺も悪い。
極端だけど、普段仲良くないけど
言うべきこと素直に言い合って、
信頼できる先輩/同期と胸張って言われる方が良かったね。
もう一度やり直したいけど、
それは叶わないから来年に託そうか。
俺の大学4年間は同期とのラクロスだった。
貴重な経験をありがとう。
最後に、部員全員に。
俺は主将としてのこのチームを引っ張って
みんなを支えているつもりだったけど、
何だかんだ俺が支えられてた場面は死ぬほど多かったです。
ありがとう。
明日の試合は24チームの集大成です。
全力で『GREEDY』を体現して、勝って終わろう。
明日は24チームの終わりのようで、25チームの始まりだ。
『GREEDY』
主将 #32 金子大樹
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