22チームに懸ける想い -坂本遼太朗-
- seikeilaxwebsite
- 2022年11月17日
- 読了時間: 5分
平素より大変お世話になっております。
4年副将の坂本遼太朗です。
はじめに、OB・OG並びに関係者の皆様、
日頃より多大なるご支援、ご声援をいただきまして誠にありがとうございます。
私たちが当たり前のように活動できているのも
弊部を支えてくださる方々のおかげだと感じております。
この場を借りて厚く御礼申し上げます。

思い出すと、去年のブログはあまり好評じゃなかったんですよね。笑
だから今年はいいこと書いてやろうと意気込んでいます笑
でも去年書いた文章の中で
『自分にとって大きな学びとなったことは
チームでの存在意義を一人一人が持つ重要性です。』
って言葉があるんです。
22チームになって、GMの岩切さんが伝えている強くて良いチーム、
『メンバー1人1人に自分の役割があって、
それをそれぞれが理解、認識していて、
1人1人が役割全う出来るチーム』
に近しいものを感じています。
意外と芯食ったこと考えられてるのかな、なんて勝手に思ってます。笑
そんな、芯食ってる?自分のブログを見て頑張ろうって思ってもらえたら嬉しいです。
てことで、このブログでは22チームへの想いはもちろんだけど、
自分の信念みたいなものも記してみようかなと思います。
気づけば入れ替え戦まで残りわずかとなり、
もう成蹊のグラウンドで練習することがないと考えるととても感慨深いです。
今日まで成蹊大学男子ラクロス部員として学生生活を過ごせたのは
愛してやまない同期がいて
厳しくも成長させてくれた先輩がいて
生意気だけど人間味溢れる後輩がいて
尊敬できるところが山ほどあるコーチがいて
東京での生活を支えてくれている人たちがいて
本当にたくさんの方々の恩恵があってこそのものだと思っています。

自分が部活をしていく中で、また生きていく中で、とても大切にしている考え方があります。それは、
”ラグビー理論”
です。
ラクロスやってるのに急にラグビーかよ、村松史隆かよ、って思いますよね。
ラグビー理論というのは
”目上の方がくれた恩恵や愛は、目上の方に返すのではなく、
その恩恵や愛への感謝を胸に、後輩に受け継いでいく”
というものです。
自分よりも前にいる人にパスを出すことはできず、
自分よりも後ろにいる人にのみパスが出せる
と言うラグビーのルールに併せているものです。
(恩送りとも言うみたい。)
なぜ自分がこの理論が好きかというと、
自分が大事にしたい考えや受けた恩恵そのものが、在り続ける可能性があるからです。
つまり、自分がいた証明ができるんです。
例を挙げるとすれば
引退した先輩の逸話が残っていたり、
誰かが考えた応援歌が脈々と受け継がれていたり、
龍平さんとしみゆうさんの考えが今のDFのベースになっていたり、
当事者がいなくても何かしらの形で組織に在り続けるものをつくることは
大変難しく、また大変素晴らしいことだと思います。
逆に、存在させ続けること or 新たに存在させることが大学で部活動をする意義になり得るのかなと思っています。
だからこそ、ラクロス部での4年間を自分の中の思い出として完結させるのではなく
4年間を過ごした証を何かしらの形で残すこと、
受け継いできたものを残し続けることが
幹部や最終学年の役割なのかなと思っています。

その観点から言うと成蹊ラクロス部の理念って本当にすごくって
どんな代でも”桃李不言下自成蹊”の考えを紡ぐことができていると感じています。
そこから”成蹊らしさ”みたいな、目に見えない漠然としたものを形作っている気もします。
自分が見てきた中でも19チームのG.O.A.T.から始まり
20チームのALL IN、21チームのGreedyと
すべての代で桃李成蹊の理念は繋がっているし、22チームでも受け継いでいます。
22チームから23チーム以降に出せるパスとして桃李成蹊とRespectがあると思います。
でも何が何でも、23チームに残すべきことは一部昇格です。
みんなのブログで、俺のことを熱くない副将やら、スラックで勝手にスタンプにする人やら言われてるけど
俺めちゃくちゃ、昇格戦に向けて、燃えてるから。マジで。

お節介かもだけど勝手にいろんな人の思いを背負ってるんです。
入れ替え戦に勝つことで、19チームの精算ができるかなとか、
20チームでの成蹊の基盤づくりの一歩目になれるかなとか、
21チームの借りを同じ舞台で返せるよなとか、
長く成蹊を見てくれている岩切さんの最高の笑顔みたいなとか、
1年生からお世話になってる健さんやすさんと祝い酒乾杯したいなとか、
あげれば本当にキリが無いけど、
沢山の方々がいて今の成蹊、今の自分があるからこそ、絶対に負けたくない。
一点差とかサドンビクトリーで負ける成蹊を見るのはもういい。
今年は1点を争うギリギリのゲームをちゃんとものにしてる。
確実に成長してる。
リーグ戦期間や試合中で波があるのは仕方ないことだけど
それでもOF、DF、FOがお互いを支え合ってリーグ1位通過できた。
これはとても大きな財産だと思う。

今までやってきたことを堂々と試合にぶつけよう。
今年こそ勝ってシーズンを終わらせよう。
大丈夫。
アホみたいにポゼッション取ってくるかんたとウィング達(ほんとありがとう)
なんだかんだちゃんと点取ってくれる空はじめとしたMD陣(超助かってます)
キープがすんごいおじさんが輝く(?)ATの方々(いつも遠くから見守ってます)
入れ替え戦の雰囲気を楽しめそうな長い棒持ってる人たち(至高です)
ロングの言うことちゃんと聞いてくれるSSDM(従順です)
勝負どころのセーブがピカイチの駿平(頼んだぞ)
めちゃくちゃ綺麗で上手くてスコアラーの太規(点とった後の動き割とすこ)
頭良くてカバー範囲鬼広くて身体も張れる大悟(一生ついていきます)
大事なところで点決めてくれて、誰よりもチームの勝利を考えて、
細部まで熱量高くこだわって、チームで一番闘ってる龍治(絶対胴上げするからね)
こんな頼もしいチームメイトがいて負けるはずがない。
俺もみんなに負けないように、俺らしく全力で闘います。
怪我しようともぶっ倒れようとも何回でもOFにボール供給します。
今までやってきたことに自信を持って全力で60分間戦おう。

俺たちなら勝てる。
絶対に一部昇格しよう。
副将 4年 坂本遼太朗
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