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22チームに懸ける想い -佐藤輝弥-

  • 執筆者の写真: seikeilaxwebsite
    seikeilaxwebsite
  • 2022年9月2日
  • 読了時間: 3分

2年Gの佐藤輝弥です。


はじめにOBOGの皆様、日頃より多大なるご支援ご声援の程誠にありがとうございます。





Gに転向し、まもなく1年が経とうとしている。


昨年11月に新チームが始動してから、


Gを始めたばかりの自分を駿平さんは練習試合でも基本1,2Q駿平さん3,4Q僕と積極的に起用してくださり、


試合の中でしか得られない経験をたくさん積むことが出来た。




また5月に行われたスーパーカップでは自分以外のGが怪我などで全滅してしまったため自分一人で参加することになった。


一試合丸々出られることなんて滅多にないし、


ここで駿平さんに頼らず試合をこなすことが出来ればGとして一つ強くなることができ、



今年のリーグ戦で活躍出来るレベルになるのではないか…



そう意気込んで臨んだが、会場に向かうバスに乗り込み、


同行できない駿平さんをバスの中から見送る瞬間


とてつもない不安に駆られた。



そこで今まで駿平さんにどれだけ甘えていたかを痛感すると共に、スーパーカップを終えた僕は闘志に溢れていた。





駿平さんが引退するまでに超える。






これはスーパーカップ直後の学年ミーティングでも共有したことたが1年生にも伝えたい。



二枚目を目指すのは三枚目の仕事だということ。



圧倒的な一枚目を前に二枚目を目指していては良くて現状維持にしかならない。


実際その一枚目は今シーズンが終わればいなくなってしまう。


だから僕は繰り上がりで一枚目にはなりたくない。


来年「駿平さんだったら勝てたな」と言われたらどれだけ悔しいか。





ついこの間の筑波との練習試合、成蹊が勝っていた4Q途中で1点差まで詰め寄られ、


2点差つくまで駿平さんに交代せざるを得なくなった時はラクロス人生の中で最も屈辱を味わった瞬間だった。


リーグ戦まで練習試合無敗をチームとして掲げていたのだから当然のこと。



しかし本来勝つためにゴールを守らなければいけないゴーリーが、


負けないようにしばらく下がって点を取ってもらうのを待つというのは言葉にできない悔しさがある。



得失点差も場合によっては重要になるリーグ戦では、


もちろん勝つのが最優先ではあるがただ勝てばいい訳ではない。


どれだけ成蹊が点を取ろうと点を取られないに越したことはない。


その上で二枚目である自分がチームにいる意味を考えると現状駿平さんの代役でしかない。


その代役が、駿平さんがいながら試合に出るというのはチームにとってハンデにしかならない。





このままではボックスにいる意味が無い。



だからこそリーグ戦が終わるまでに駿平さんを超える。




一枚目を目指す。




自分の実力に自惚れている訳ではない。




チームにとって自分がいる意味のある人間になるために一枚目を目指す義務があるのではないか。




そう思えば自ずとやるべきことが見えてきた気がする。




ギリギリまで自分を追い込んで一部奪還に貢献してやる。

 
 
 

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