まずOBの方々、普段から練習に足を運んで頂いております他大学の方、社会人の方、毎日のようにご指導頂いておりますコーチの方々、いつも大変お世話になっております。
また、19チームが一部の舞台で戦えることを心から感謝致します。
少し18チームの思いも振り返らせて下さい。長くなりますがお付き合い下さい。
昨年成蹊大学男子ラクロス部は創部以来初のFINAL4へ進出しました。その決定付ける試合、FINAL4vs東大を僕はグランドではなくスタンドから応援していました。
18チームが始まった当初僕はBチームにいて中々試合に出れずリーグ戦に出ている自分を想像することさえ出来ませんでした。
そんな中人数の少なさ故1人のプレーに対する負担の軽減から少しずつAチームに呼んで頂きプレーすることができました。
正直、僕の中で18チームで生きていくためにAT3枚(こーきさん、嘉人さん、乘田)の体力温存の駒としてプレーしていこうと心の中で思っていました。
それでも一緒にプレーするにあたっては少なくともその3人のレベルまで成長しなければ駒としての役割も果たせません。そのためか必然的に日本一に向けてグランドに立つ自分を想像しながら練習していました。
その結果3戦目のvs立教で初めてリーグ戦で得点を挙げることができチームとしても本気で日本一になれると信じていました。
そんな矢先、立教戦の2日後に全治半年以上の怪我をしてしまいました。
チームとして調子を上げてきていた中での怪我で迷惑をかけてしまうこと、役割を最後まで果たせなかったこと本当に悔しく自分の不甲斐なさを実感しました。
またチームに貢献出来ないことと同じかそれ以上に自分がAチームの1人としてプレーして点を取って日本一に導きたいと強く思っていることに気付かされました。
しかしプレーで貢献することが叶わなくなった時その思いを応援に変えるしかないと思い心の底から応援していました。
試合に出ないけれど友達や家族にも応援を見に来て欲しいとも伝えました。
それだけ18チームが好きで微力ながらも貢献して絶対に日本一のチームになりたいと思っていましたしなれると思っていました。
ただ、結果的にFINAL4で18チームは幕を閉じました。
日本一を本気で目指していたのでここで終わってしまったことが本当に悔しく何なら今でも日本一になれるんではないかと思うこともあります。笑
ただ現実的に考えると今年、同じ日本一を目指すためにも18チーム以上のチームとしての力、個人の技術を身に付けなければなりません。
また、4年生の人数が少なく技術も個人的にこーきさん、嘉人さんには敵いません。
しかし、その分4年生の存在が日本一には大きい要素になってきます。
そんな中での怪我で19チーム発足当初、貢献していくために、育成班として学生コーチになるかプレーヤーとして日本一を目指すのか、自分の中でとても迷っていました。
今も迷ってると言われればそうかもしれません。
ただ、結論から言うとプレーヤーとしてリーグ戦を目指す他ないと決めています。
今シーズン背番号を9から0に変更しました。
隆成さんから授かったものです。
正直0番を永久欠番にすべきだと思っていましたし僕が付けるなんて以ての外だとも思ってもいました。
ただ隆成さんに直接0を付けて言いと伝えられた時 「初心をいつでも忘れずに0からまたスタートして上を目指すという決意の意味が0という背番号にはある」 ということを教えて頂きました。
この言葉は今の僕にとても刺さり、必要不可欠な要素だと思いました。
半年間プレーから離れることはラクロスの技術はもちろん体力などの基礎的な部分も劣ってしまいます。
その中でのモチベーションを保つのも難しく出来ることも限られ今までのようにシュートも打てずパスも投げれず全力で走ることもできません。
ただ、このラクロス部に入った理由、続ける理由は日本一になりたい。
何より成蹊男子ラクロス部で過ごす毎日が楽しいこと。
また入院生活には病院の方、両親、祖父、兄、さらには同期は全員、先輩、後輩、小中高大の友達も本当に多くの方にお見舞いに来て頂きました。
感謝してもしきれない程有り難く、同時にこの恩を仇で返す事のないよう努めて行くことを決意しました。
そのためこの思いを忘れることなく0番を背負い、この1年間は今まで関わって頂いた方すべての人のためにプレーし絶対に日本一になって恩返しします。
これが19チームに対する僕の思いです。
19チームはまだまだ未熟ですが1人1人日本一へのビジョンを持って意識高く練習しています。
是非機会があればどなたでも練習を見に来て頂き楽しみ合いながら指導して頂けたら幸いです。
長く拙い文章でしたが最後までお付き合い頂きありがとうございました。
今後とも温かいご声援宜しくお願い致します。