新3年の箭野菜々子です。 拙い文章ではありますが、2019年の意気込みを書かせていただきます。
ラクロス部に入って2年が経とうとしている。 私は"日本一"を目指し、チームを引っ張っていくマネージャーの姿に憧れて入部した。 しかし、1年目は仕事を覚えるのに精一杯で、ただ言われたことしか出来なかった。 正直、ラクロスの面白さもあまり分からず、ついていくのに必死だった。
18チームになり、少しずつチームの一員としての自覚や責任感が芽生えるようになった。 試合のスコアを取り始めたり、できる仕事がだんどんと増えていき、自分がチームの戦力になれるのだと感じるようになった。 18チームのリーグ戦はFinal4という成蹊史上初の成績を残した。 18チームは結果だけでなく、スタンドで見ている人の心に残るそんな試合だった。 いつもはふざけている先輩たちがフィールドを駆け回る姿はすごくかっこよく、自分たちも同じ舞台に立ちたいと強く感じた。
始まった19チーム。 "日本一"の組織を作るためにチームに足りない部分を見直し、あえて困難な道を選択し、新しいスタッフ体制を試みた。 それまで19人いたマネージャーは6人になり、5人のスタッフがトレーナーに転向した。 新チームが始まった当初は失敗続きで、何もかもが上手くいかなかった。 プレイヤーからは「ビデオも撮れない。ボールケアもできない。ポイントも置けない。」 とボロクソ言われた。
大変になるとは分かっていたが、今までやってきたことまで全て否定されたようでとても悔しく不甲斐なかった。 しかし、その中でたくさん話し合って今の形に合うように試行錯誤を重ねた。 スタッフ間でのコミュニケーションも増え、意見を出し合いながら作り上げていく過程はとてもやりがいを感じた。
私はこの"2019チーム"でなら日本一になれると信じている。 現状の技術や組織力では他大にも、去年のチームにも格段に劣っていると思う。 しかし、部員全員が覚悟を持って変わろうとしている。 みんなが筋トレや壁当て、係の仕事に積極的に取り組むようになった姿を見てとても頼もしく感じている。
その中でも同期スタッフにはとても感謝している。
最初は6人いた同期も今では4人になってしまった。 様々な犠牲を払って、たくさん辛い思いをしながら審判を続けてくれている2人。 今までのマネージャー業を捨てて、チームのために転向することを決断してくれたトレーナー。
同期が何かを捨てて新しいことに取り組む中、私は覚悟を持った選択をしてきただろうか? 自分にはまだやれることが山のようにある。
自分に与えられた役割を理解し、何事にも妥協せずに取り組んでいきたい。
スタッフスローガンである"導"をこの1年間で体現していきたい。