4度目の夏合宿も終わり、自分にとって最後のリーグ戦を迎えようとしている。
「日本一」に惹かれ入部を決意してからもう3年が経った。凄くあっという間だった。
とは言いつつ「日本一」の言葉の重みなんて最初は全然分かっていなかった。
最初はただただ同期といる楽しさでラクロスを頑張ってただけだと思う。
そんな自分が日本一の重みを少しずつ感じ始めたのは、昨年のリーグ戦でスタメンに選ばれてからだろう。 サマーとかウィンターとかあすなろとか、今まで自分が経験してきたものとは遥かに比べ物にならない興奮がそこにはあった。
早稲田戦の選手紹介で自分の名前が呼ばれた時、初めて本気で成蹊大学ラクロス部を背負っている気がしたし、
その時の気持ちは今でも鮮明に覚えている。
でも、昨年は結果を残せなかった。
だからこそ、 最後のリーグ戦、絶対に日本一になりたい。
今まで経験したことがない「日本一」という最高の瞬間をこのチームで味わいたい。
先輩・後輩・コーチ・家族、 そして何より、 隆成、ありー、駒井、大輔、なり、和輝、たく、大河内、裕太、おず、家老、立地、峻介、
古賀、のぴ、遼平、げん、嘉人、あーちゃん、みっつ、理里、絢子、さゆり、真映、檜山、の25人の同期。
皆への恩返しは、ATとして点を取ってチームの勝利に貢献することだけ。
自分にはそれしかできないから全力を尽くす。
そして、ラクロスを思う存分楽しみたい。
最後はこのチームみんなで笑って終わろう。
4年 AT 幡本 康貴