日本一になりたい。
じゅんさん、からさんの指導のおかげで入部してから日本一を当たり前に目指していたけど、4年間本気で目指していたかって言われたらできてないし、目指してる理由は何なのかわからないでただひたすら日本一になりたいって思ってた。
日本一を本気で思い始めたのは同期の2人が代表候補に選ばれた3年の4月くらいからだった。
情けない話だが2人が代表候補に選ばれた事で日本一になれるかもしれないという根拠ができたから本気になったんだと思う。
本気になってからはオフ日の自主練を欠かさずに行くようになったし、筋トレも自分なり頑張っていた。
クロスワークもそこそこ付いてきてやりたいプレーが出来るようになって試合でそこそこ活躍するようになってラクロスが楽しくなってきた頃に今年の17チームがスタートした。
目標は一年生の頃から学年で掲げてきた「日本一」。
迷いはなかった。
目標を達成するために徹底事項をどのチームよりもやったし、GKを合言葉に練習が活気付いていてチーム状態は上向きにあると思っていた。
しかし、ある日チーム事情の事で怒っていた後輩の雪島と話す機会があってその時に「そんなに上手くもない奴が何で日本一を目指してるの?そんな副将(私)で日本一なんかなれるわけないじゃん。そもそもOFはu22がいたり、FOはALLスターに選ばれてるけどDFって何の実績もないじゃん。それでDFリーダー(私)は下手で…。付いていこうと思わない」と言われた。
全てが彼の本音だったと思う。
実際、こんな事を言われるなんて思ってなかったからとても悔しかったし、情けないと思うと同時にこのままでは後輩が付いてきてくれない、日本一になれないと言う焦りが生まれた。
その日に色々考えて自分の中で
「自分がいるから日本一を本気で目指したいって思ってもらえるように巧くなるのもそうだが強いプレーヤーになる」
と覚悟を決めた。
嫌われていても嫌な顔されてもチームメイトには嘘を言わず本気・本音で向き合って話すようにしたし、何時になっても試合か遠征でも上手くなるために強くなる為にシャッフル、筋トレは必ず行った。
それでも巧く強くなったり、後輩が心の底から日本一を目指したいと思ったかはわからない。
この間のリーグ戦、法政戦。
前半に大量失点をし4-8。
冷静になって考えれば成蹊のOFの実力なら4点差を返せる力があるって分かるのに自分のトイメンにクリスで貰われて失点、自分のバックアップミスで失点。
その上法政OFにいろんな場所から点を取られてDFリーダーとして対策が取れない。
どうしよう。やばい。DFのせいで負ける。
色んな事が頭をよぎって冷静でいられなくてハーフに何も考えられなかった。
そんな中ハーフでDFを引っ張ってくれたのが雪島だった。
その時に日本一を本気で目指してくれてるのを確信できた。
そして日本一を目指してるチームと言う事を自分に思い出させてくれた。
だから後半頑張れる原動力になったし、こんな所で負けてはいけないという気持ちになった。
逆転を信じ、後輩が得点を取ってくれる、同期が点を取ってくれる、スタンドから応援し続けてチームを盛り上げてくれるボックスに入れなかったメンバー・成蹊を応援してくれる人達、ボックスで声を出し続けているMG,STAFF。
全員が本気で日本一を目指しているのが伝わってきた。
だから大逆転できた。
みんなのおかげで勝てた。
本当に良かった。ありがとう。
そしてただ理由もなく日本一を目指してたけど理由を見つける事ができた。
それは本気で日本一を目指しているみんながいるから。
次の慶應戦は日本一になる為のfinal4 をかけた試合。
本気で日本一を目指してるみんなと日本一になりたい。
だから全身全霊で闘う。
絶対に慶應勝って全員でGKを起こそう。
そして全員で日本一達成しよう。
17チーム 副将兼DFリーダー #28 清水裕己

