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2017年度 副将 挨拶

  • 執筆者の写真: seikeilaxwebsite
    seikeilaxwebsite
  • 2016年10月22日
  • 読了時間: 4分

こんにちは。 日頃から成蹊ラクロスを応援して頂いてありがとうございます。 今年度成蹊男子ラクロス部17チームの副将を務めることになります、清水裕己と申します。 今年のチームの副将を務めるに当たって所信表明をさせていただきます。

少し長めですが、お付き合い頂けると幸いです。

自分は中学時代に横浜市選抜で試合に出ていて、ある程度プレーができて満足していた自分がいました。

なので高校では違うスポーツでもやろうと思い、サッカーの事なんて考えずに高校に入学しました。

入学して何部に入ろうかなって期待しながら新歓されていたら、小学校の時のサッカーのコーチがそこの高校で働いていて、無理やりサッカー部に入れられたのを今でも鮮明に覚えてます。

そのサッカー部は自分が入学する前の冬の間、中学生も含む相手に一勝もできないような、とんでもない弱小チームでした。

そんな部活の監督が「神奈川県1」を目指すといい、チームの規律だったり、プレー中のルールを作る事でチームに一体感が生まれ、自分が2年生の時にはほとんど練習試合に勝て(殆どが自分達より過去の成績が上のチームで常にGiant Killingを起こしてる状態)、全国高校サッカー選手権大会でその年神奈川県BEST4になったチームに1-1のPK戦まで持ち込めるほどのチームになりました。しかも、そのチームに対してPK戦までいったチームは自分の高校だけでした。

その年の大会に自分達の代は11人中8人が試合に出ていたので、来年は行けるって思って臨んだ次の年の高校最後の選手権。

2回戦敗退。

自分でも驚きました。去年の主力が殆ど試合に出てて、なぜ今年はチームが勝てなかったのか。

高校2年生の時、一つの上の代は部活に賭ける思いと下手でも必死にボールを追う執念があり、自分達の代はサッカー以外の事は全て一つ上に任せっきりでおんぶしてもらってる状態でした。

それに対し3年次は、自分達の代は受験勉強を理由に学年全員がサッカーに賭けれなくて学年がバラバラ、去年いい試合が沢山出来たから天狗になってボールを必死に追う奴がいない、去年先輩に背負ってもらってた分自分達ではチームを仕切れる人がいない状態だった。

自分の高校時代のサッカー部と今の成蹊の新四年を比べると似てます。

近年は、成蹊は関東一部リーグで殆ど勝てないながらも一部に居続けています。

自分達の代は1,2年生の時に日本一を目指すために育成に力を入れてもらい、その結果日本代表候補が2人、プラス関東ユースが1人出たり、3年生の時には主力が多く出ていて来年日本一を目指す為の基盤が出来てたりして、もしかしたら今までの成蹊史上最もいい状態で新チームを迎えられてるのかもしれません(自分の勝手な考えなので語弊があったらOBの方々すみません)。

ただ、自分達の代はラクロスだけをやってきただけに、チームをまとめられる、雰囲気を作る為に声を出せる、徹底事項に拘れる、自分の事だけに集中し過ぎず周りに気を配れる、調子に乗り過ぎず注意することが出来る、そういう人が少ない。

こういうチームは簡単に崩れやすい、纏まらない。上記のようになる。

自分は高校の時のような失敗をしたくないから体験者として、副将として、こういう部分を常にウザいと思うくらい問い続けます。

これが日本一を目指す為の最低限必要な要素であると確信してるから。

これを問い続けて、自分が体現する事が自分が副将としてする事であり役割だと思う。

ただ俺の存在価値がなくなった時に初めて目標である日本一を本気で目指せる価値のあるチームになれると思う。

だから成蹊ラクロス部が日本一を目指す為にも、部員の人達は自分を私生活でド陰扱いしてるようにラクロス中でも早く自分をド陰扱いにしてくれ! ラクロス中に副将の自分が良い意味でド陰になり、成蹊を日本一を目指すのに相応しいチームにする事が自分の所信表明です。

そして最後に来年のリーグ戦では、成蹊が「Giant Killing」を起こして「学生日本一」になってラクロス界に大きな衝撃を与えます。

成蹊ラクロスを応援してくださってる方々、ラクロスに関わってる方々期待していて下さい。

成蹊大学男子ラクロス部 17チーム副将 清水裕己


 
 
 

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