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21チームに懸ける想い -橋本健哉-

更新日:2021年9月29日


4年FOの橋本健哉です。



はじめにOB・OG並びに関係者の皆様、平素より成蹊大学男子ラクロス部への多大なるご支援、ご声援を賜り、心より感謝申し上げます。



「21チームにかける想い」ということで、最後のリーグ戦に臨む自分の率直な気持ちを書いていきたいと思います。


長く、拙い文章ではありますがお付き合い頂けると幸いです。




まず自分のラクロス人生を振り返ってみると、決して華やかなものではなかったと思う。



獨協との合同チームで臨んだサマーでは試合に1秒も出られず、チームとしては関東3位という成績を残したけど正直素直に喜べなかったし、2年生、3年生時のリーグ戦では同期が活躍する中、自分は活躍はおろか出場もろくに出来なかった。



最高学年となった今でも去年のカンタさん(木下)のような圧倒的な強さを誇るFOは出来ていないし、チームの一枚目も現状かんた(大竹)だ。




こうして改めて振り返ると情けない気持ちが溢れる。



プレーでも運営面でもリーダーシップを発揮してチームを勝利に導いている同期の幹部陣と、新チーム発足から未だ目立った活躍が出来ていない自分を比べ、密かに自分が2021チームにプレイヤーとして本当に必要な存在なのか考え込んでしまうタイミングもあった。



正直その答えは今も分からない。



ただ一つ確実に言えるのは自分にとってチームのみんなが必要な存在だということ。



ラクロスなんて朝早いし、痛いし、それこそ特別上手いわけでもない自分が4年間も続けてこれたのはコーチの方々、先輩方、そして周りのチームメートに恵まれてきたからだと自信をもって言える。




フェイスオファーの細かい注文を嫌な顔一つせず素直に聞き入れてくれて単調な練習の中、癒しをくれるスタッフたち、個性的なやつばかりで本当に一人一人が可愛い後輩たち、全員に感謝してる。



特にFOチームのみんな。



まずさっきも名前出したけどかんた。


かんたは練習中たまにムカつくぐらい強いけど、試合ではこんなに頼もしい後輩はいないよ。


今年は一部に絶対昇格するとして、来年お前らの代が一部で戦うことになると思うんだけど、俺はかんたは一部でベスト12とれる実力があると思ってる。


てか絶対取れよ!



次にはるほ。

毛量の割には謙虚だけど、最近着実に強くなってきてるぞ。


来年はかんたから一枚目奪うくらいのつもりで頑張れ!


一部の舞台で活躍する姿、楽しみにしてる。



ごうちゃんもフェイオファー始めてくれてありがとう。


一年生だけど既に本当反応早いし、絶対強くなる。


もしよかったら13番貰ってください。




頼もしいFOリーダーではなかったかもしれないけど、1年間ついて来てくれてありがとう。


リーグ戦では俺らのお陰で勝てたって言われるくらいの活躍しような。




そして最後に。


変なやつ多いし、酒の席では暴れるし(最近はコロナで飲めてないけど)、普段は下らない話ばっかして騒いでる。


それでもラクロスに対しては真摯に向き合って、本当に尊敬できる同期のみんな。

みんながいたからここまで頑張れたし、最後のリーグ戦心から笑って終わりたいと思ってる。



絶対に一部昇格して美味い酒飲もうな(感染症対策徹底して)。



本当にみんなが大好きで、一人一人が自分にとってかけがえのない存在だと、引退間近になってより強く感じる。




冒頭で「自分がプレイヤーとしてチームに必要な存在なのか分からない」って言ったけど、みんなに必要とされる為にするべき事は分かってる。



格好良くなんかなくてもいいから、泥臭く、死ぬ気で、一つでも多くのポゼッションをチームにもたらすこと。



グラボにさえすればうちの最強のウィング陣が拾ってくれるし、オフェンスに繋げさえすれば最高のAT陣が点を取ってくれる。



これは決して人任せにしているとかじゃなく、チームメートを信頼しているからこそ自分のするべき事はシンプルだと割り切れている。



俺は俺の役割を全うしてチームの勝利に貢献するだけだと(欲を言えば一回ぐらい試合でFOブレイク決めたい)。




改めて、俺はこの21チームが大好きです。




自分にとってかけがえのない21チームに恩返しできるよう、そして最高の結果を出して岩切さんを胴上げできるよう、最後のリーグ戦死ぬ気でFO勝つので応援の程よろしくお願いします!


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